シンプル過ぎて殺風景な部屋に「温かみ」を加える方法


私の暮らしは「なんとなく殺風景」

物が少ない暮らしが好きで、シンプルな暮らしを心がけている。
「ミニマリスト」と言われることもあるけど、そこまででもない。ただの「片付け好き」だ。

でも実は、私の暮らしってなんとなく「殺風景」なのだ。
無駄を省くのは好きだが、おしゃれなインテリアセンスは壊滅的。工夫してみるものの、どうしても「オフィスの会議室?」みたいな仕上がりになる。無機質なパイプ椅子とテーブルが並ぶ景色と重なる。

「温かみ」が必要。「温かみ」とはなにか。

実家と友人宅の温もりの正体

友人の家や実家を訪れると、いつも温かみを感じる。
物が多くても整理されていて、さりげなく花や雑貨なんか飾られている。こういうのを「センス」というのだろうか。

弟の奥さんは、庭から花を摘んでは玄関やリビングにいつも置いているんだって。
友人宅の壁にはセンス良く絵や写真が飾ってある。
おしゃれ。うらやましい。私にはできない。。。

温かい空間を作るには、「適度な物の量」と「ちょっとした装飾」も必要なのかもしれない。

片付け好きが加速するとこうなる

物を持ちすぎると場所もとるし掃除も管理も面倒、という理由で持ち物は常に減らす方向である。
「いつ死んでも子供達が片付けに困らないように」という発想も常にある。

会社では退勤時にデスク上を完全に片付けていたし、異動の時、持っていくものがなくて「ファイル1冊と筆記用具」だけ持って異動した時は同僚に笑われた。

友人宅に遊びに行った時、「オカユちゃんが家に来るから、母と二人で家中大掃除したよ。助かるわぁ」と不思議な感謝をされたこともある。わたしは「片付けキャラ」か。

温かい空間を作るには、「適度な物の量」と「ちょっとした装飾」も必要なのだ。でもさ、物があると掃除が面倒じゃん。
そのへんのバランスがね、難しい。

殺風景を回避する小さな工夫はちょっとした「色」や「自然」を取り入れること

ある日、庭から摘んできたバジルをガラスのコップに入れて、食べるまでキッチンカウンターに置いてたら、一気に空間が明るくなった。おしゃれだわ。
母が作ったクレイフラワーのひまわりを空き瓶に飾ると(花瓶がないから)、どこか温かみが増している。
シンプルな生活に温かみを加えるとは、こういうことなのか。

センスは絶望的なんだけど、ちょっとだけ「色」や「自然」を取り入れる位ならできるかもしれない。
それで、「物はないけどあったかい暮らし」という家にしたいよねぇ。