家を買う。無理なく買うための資金計画②頭金・諸経費・ローン

「家を建てたい。そして早期退職して悠々自適に暮らすことを目指す」という娘に伝えたことその②

その①はこちら→家を買う。無理なく買うための資金計画①借入額の決め方

日本経済新聞にちょうど参考になる記事があったので、それを参考に考えてみる。

1.頭金を多めにする。住宅価格の1〜2割が理想とも言われているらしいが、できればそれ以上。

理想は1〜2割と言われるが、もちろんそれ以上準備できればローン借入額も減り、その分支払う利息負担が減るから、頭金はあればあるほど助かる。
実際結構な金額を銀行に差し上げちゃうんだから。

ちなみにうちの場合、詳しいことは言えないが、借りたローンの利息総額が500万円近くになり、最近改めて計算してその事実を知った時、思わず空を見上げたよ。

2.諸経費(住宅取得に伴う費用)として住宅価格の1割を住宅価格の他に用意する。

我が家もだいたい1割かかったよ。これは住宅価格とは別に用意しなくてはならない。我が家の場合👇

売買契約日(引き渡しの約3か月前)に支払いしたもの

  • 仲介手数料
  • 登記料
  • 住宅ローン保証料
  • 火災保険料ローン返済期間分一括
  • 印紙料

残金決済日(引き渡しの日)に支払いしたもの

残件決済日(引き渡しの日=銀行に購入代金の残金を入金する日)に現金で支払った。

  • 頭金
  • 固・都税、
  • 宅地外接続負担金(水道、電気、ガス、電話等の接続工事費)

1割の諸経費の他に手付金も売買契約日に支払いする

それから上記の他に手付金(住宅価格の一部)を売買契約日に支払っているので準備が必要だ。
相場は売買価格の5から10%。これは残金決済日にちゃんと差し引かれるよ。

3.月々のローン返済額=1ヶ月の収入-退職後の生活費積立-余裕をもって生活を送れる金額にする。

老後の貯蓄、金利上昇への備え、普段の生活が窮屈にならない返済額に設定すること。
毎月の返済額は手取りの収入の25%程度とも言われている。

また、ボーナス払いは絶対にやらない。毎月の収入から返済していく。
退職金やボーナスは、経済状況や自分の状況(早期退職、病気、リストラ、勤務先の倒産、転職)で、うちみたいに「ほぼ0」なんて可能性もある。
ボーナス返済なんてしていたら今頃家を売る羽目になっていたな(笑)。

出典:「家を買う(下)住宅ローン」.日本経済新聞. 2023-1-11 ,p.5

例えば広告に3000万円の家!なんて書いてあったって・・・

3000万円では全く済まないのだ。住宅購入に際しての『諸経費』とも言える購入費1割と「手付金」の出費と住宅ローンの利息分を支払うということになる。

うちみたいな小さい家だって、計算したら最終的には住宅価格の1.3倍を支払いしたことになったもの。

娘、頑張れ~