新型コロナウイルス感染症。濃厚接触者自宅待機期間を終えても自宅待機を続けた理由。

・私は感染しなかったのか?それとも無症状感染者なのか?

昨年12月、夫が感染し、私は濃厚接触者として自宅待機になった。
濃厚接触者の場合は「感染の発症日」または「発症により住居内で感染対策、つまり隔離を始めた」
どちらか遅い方を0日として、そこから5日間が自宅待機期間だ。

金曜日に隔離をしたので、土曜日を1日目とすると、土日月火水、が自宅待機。
それで体調に問題がなければ抗原検査もPCR検査も必要なく、木曜日から職場復帰が可能というこだ。
夫には自室にこもってもらい、自宅待機生活を続けた。

私は体調に変化はなく、5日間の自宅待機期間が過ぎた。
私は感染したのか?しなかったのか?

もし無症状感染者だとしたら、5日間の自宅待機では足りない。

ということで翌日から出勤可能になった。
でも私は濃厚接触者隔離期間をさらに2日延長し、
木金を休み、土日を挟んで翌週の月曜から職場復帰することにした。

私には2つの可能性がある。

  • 感染対策(夫の隔離)に成功し、感染せずに済んだ。
  • 感染したが無症状。私は検査を受けていないので、感染しているかわからない。

2022年7月22日から濃厚接触者の待機期間が7日間から5日間へ短縮された。
これは「周囲に感染させるウイルスを出す期間が短くなった」のではなく、
社会機能を維持するための政治判断によるものだと思う。

なぜなら7日間が経過するまでは、濃厚接触者も
『感染リスクが残存するから、検温など自身による健康状態の確認をしてください』と厚生労働省も県も言っているからだ。

症状がある方は10日間、無症状の方は7日間、感染リスクが残存することから、自身による検温、高齢者等重症化リスクのある方との接触や感染リスクの高い行動を控えていただく等、自主的な感染予防行動の徹底をお願いします。

新型コロナウイルス感染症の患者に対する療養解除基準について-厚生労働省(参照2022-12-23)

新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者は、感染者と最終接触した日から5日間(6日目解除)ですが、2日目及び3日目に薬事承認された抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合は、社会機能維持者であるか否かに関わらず、3日目から解除が可能です。

ただし、7日間が経過するまでは、検温など自身による健康状態の確認や(中略)感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用すること等の感染対策をしてください。

濃厚接触者の待機期間について-神奈川県ホームページ(参照参照2022-12-23

結局9日間を自宅待機にした。感染者の夫の方が早く職場復帰なんだよね~。

職場の人は優しく、「誰がなってもおかしくないよ。お互い様だよ。」と気遣ってくれ、
「疲れてるよね。ゆっくり休んで」と優しい言葉で励ましてくれた。
ありがたかった。

それでも、感染していて無症状の場合、6日から出勤しても感染リスクはまだある。
検査はしていないし、職場の人達は不安だと思う。

これは過去の感染や感染疑いだった人に対する職場の空気から感じたし、
私自身も「ほんとに出勤してきて大丈夫なの?」とその人に対して思ってしまった。

誰もがかかるよ。でも誰もかかりたくないよ。と思うよね。

だから、ちょうど土日を2回はさみ9日間を自宅待機し、10日目から出勤をした。
実は感染者の夫は8日目から出勤。

こういう逆転現象が起きちゃうんだな。
へぇー。

自宅待機期間は対策に神経がすり減るし、不安な気持ちが強くてお先真っ暗な期間を過ごしていた。
これからだって感染のリスクは付きまとう。
インフルエンザのように免疫を持っている人が少ないから
これほどまでの感染が起きてしまうらしい。

あとどのくらい頑張れば通常の生活に戻るのだろうか。