試合後のボクサー顔になった日

暗闇でドアに激突しちゃったよ

毎朝、出勤する時は、トイレのドアを少し開けて出かける。

なぜかというと、
トイレの西側に小窓はあるが、西側には家が建っているので
全く光が入らない。
そのため西側のトイレは閉めておくと壁や便器の裏にカビが生えてしまう。

湿度の高い梅雨~夏は特に生える。

少しでも空気の流れを取り込みたかいから、
家に誰もいない時はトイレのドアを少し開けている。

それが今日は凶と出たのだよ。

日が暮れるのが早くなり、
帰宅する頃はもう真っ暗。家の中も真っ暗。
電気をつけるのを省略して家にあがる。

節約ではない。
面倒なだけ。

勝手知ったる自分の家だから、
小さい家だし、
なんでもないんですよ。暗闇の移動なんて。

ドアがそこになければね・・・・。

ドアがそこになければね・・・・・・。

った・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・。

この位は無言だったな。
で、次の瞬間に浮かんだことは、痛みそっちのけで

め、めがね。めがねは無事か!?

だって、めがねごと激突したから。
電気をつけて、めがねを確認する。
顔よりめがね。
だって、まだまだ使えるってめがね屋さんに言われたばっかりだもの。

嫌だよ。買いたくないよ。
あー。レンズはちょっと傷になっちゃった。
おっと。フレームは無事。

無防備で、全くそこに半開きのドアがあることなんて、
全く頭から抜けていたから、
容赦なく激しく激突したのに、よくふにゃふにゃにならなかったな。

結局目を守ってくれたってことか。
よかったぁ。買い替えなくて。
やっぱり私のめがねだ。さすがだ。
よかったよかっためがねが壊れていなくて。

これからは必ず電気をつけよう。
夜中にトイレに行くときも横着しないで電気つけよう。

電気をつけることをなんでそこまで面倒くさがるのかわからないが、

もう危ないんだ。今日自覚した。
けがをしてからでは遅い。

めがねの心配だけしていたのだけれど、翌日「激突」の跡。

30分後、実はしっかりとぶつかっていた顔面、
左側の眉とその周辺が見事に腫れてきてですね、
痛みがでてきて、

翌朝には
試合が終わった後のボクサーのような腫れになっていた。
『まぶた』はぶつけた時はなんともなかったのに、
赤く腫れちゃって、左目が半分開かなくなっちゃった。

流血はしなかったけれど、当たった場所の皮膚はむけてしまっていた。

良かったぁ。週末で。
月曜日までにはなんとか腫れも収まるでしょ。

・・・収まらなかった。腫れも引かず、色は赤から黄色に変色。
あ゛~。