道路上でのタチバナシ。自由な人たちがたくさん。

道路で?車同士で?会話なの?けんか?

朝の通勤途中、渋滞まではいかないが徐行気味のスピードで車が進んでいた時、
2台先の車が止まったので、次の車とその次の私も止まったの。

何かな?と前方を見ていたら、止まった車の前の車は
どんどん先に進んでいる。

ということは、渋滞ではなく、何か別の要因で一時的に止まったのかなあ。と、
動き出すのをしばらく待っていたら、

止まった車の対向車も止まっている。
そして、窓が開いていて、会話をしている様子。
(対向車はトラックで車高が高かったから様子が少し見えたの)

えっ?トラブル?ケンカ?

一瞬嫌な想像をしちゃったんだけど、
対向車の運転手はニコニコしながらなにかを話している。
1分はかかっていなかったけれど、30秒以上は止まっていたんだよね。

そして再び車は動き始めた。

なんだったの?あれこれ妄想しちゃったよ。

対向車の運転手の顔が笑顔だったということは、
ひょっとして、

  • 会話していた運転手同士は知り合いだったのか?
  • 朝の挨拶か?タチバナシか?いや、クルマバナシか?

なんだったんだ?
ふえー。ホントかい。

若かりし頃の私だったら、事情なんてなあんにも想像せずに、ただ

なにあれ!迷惑!邪魔!

と怒っていたところだなあ。

しかし、最近はむしろ笑ってしまうよ。
不寛容な社会なんて言われているけれど、寛容寛容。
もしほんとに

おっ!おはよう!」「元気かい?」「今日はどこまで?」
「もうかってる?」「今度飲みに行こうよ」「ワクチン打った?

ていう会話だったとしたら。

しかもこの朝の忙しい通勤途中で、道路脇に車を寄せるでもなく、
運転している道路上で突然ブレーキをかけて。

いいのよ、周囲の事は。
そんな、挨拶するくらいでイライラするなよ。』ダヨ。

もしかしたら
「半ドアだよ」とか、「壊れてるとこあるよ」
「おっ、教えてくれてありがとー」
👆そんな会話をしていたのかもしれないしね。

むしろさ、笑わせてもらったというか、
「あ~、もうあってもいいかな。車を止めて朝の挨拶位。」
境地になっちゃった。

赤信号の横断歩道で車を止めて悠々と渡る「オバサマ」も。強いわぁ。

この間も、時差式の交差点で、

右折するために交差点で右折OKの矢印が出るのを待っていた時、
矢印が出たのでアクセルを踏んで右折しようとしたら、

もちろん「赤信号」になっている横断歩道だよ。
元気なオバサマが普通に横断歩道を歩いてきて
(あ、わたしも十分オバサマなんだけど、
わたしよりさらに一回り以上は年上とお見受けしたオバサマ)

わたし
わたし

はいはいはい、止まって~~渡りますよ~。

とジェスチャーして、私の車を止め、
堂々と、悠々と、赤信号の横断歩道を渡ったのだよ。
繰り返すと、
走るでもなく、申し訳なさそうでもなく、そりゃあもう堂々と。

わたし
わたし

え゛え゛え゛~~~。

ホントに自由だなぁ。みんな自由すぎちゃって。
迷惑を軽ーく飛び越えて、

あ、新しいよね・・・


とすら思ってしまった。
私、大人になったよねぇ。