ラジオから流れる曲を聴いて、作曲家を考える。
通勤の時に聞くラジオは
NHKFMのクラシックカフェ(再放送)なんだけど、
エンジンをかけてラジオをつけて、曲の途中から聞く事が多い。
カッコつけても恥ずかしいから、つまり
大体知らない曲。
その時は、自分の拙い知識と記憶をフル回転して作曲家を当てるクイズを1人でやっている。
当たると「フフン。ニヤリ」と悦に入っている。
そういうことをしたがるのは、きっと素人クラシック好き初心者が陥る典型的な症状なのだろうな。
クラシックの曲は数え切れない程存在していて、私が知っている曲達なんて、そのほんの一部分。
ほぼ毎日知らない曲がラジオから流れる。
コンサートに行く時は、事前に曲を調べて予習していかないと、
はて?
と思っているうちに終わってしまう。
作曲家は「雰囲気」で当てに行く。
それで、先ほどの曲当てクイズですが、
曲が終わるまでの間に、
聞いたことのある作曲家の他の曲を思い浮かべて思い出して比べながら、
あーでもない、こーでもない、
雰囲気?あ、曲調というべき?
ロシアっぽい?ドイツ?ロマン派?古典派?
知識があれば、ちゃんと学んでいれば
説明もできるのだろうが、ないから、「雰囲気」で考える。
まあでも当たったときはうれしいな。
当てたからってどうなのていうところだが、
🎵えっ、もしかして私、クラシックわかってきたジャーン🎵
と心でニヤニヤしている。大満足。
ラジオやコンサートで初めて知った曲が素敵で、その後何度も聞くことになる曲がたくさん増えていくのが楽しいよ。
雰囲気で聞き分ける私の作曲家イメージ(の一部)。
♬バッハは偉大なる音。
♬ハイドンは、ハイドン!て音が聞こえてくる。
♬音が透明。こんな時はショパン。
♬モーツァルトは丸い音の粒がコロンコロンコロコロン、と飛んでくる感じ。
♬リストは左手で奏でる低音の響きがリスト。
♬シューマンは聞けば聞くほど味がでる。
♬シューベルトは私にとっては整理整頓されている音。
♬ラフマニノフの音は湧き水がどんどんあふれ出る感じ。
♬ドビュッシーはオリエンタル。
♬ラヴェルは都会的。フランス感たっぷり。
♬ブラームスからは懐かしく、切なく、落ち着いた音が。
♬プロコフィエフは力強くてでも滑らかなリズム感がよい。
♬スクリャービンは最近のお気に入り。
他にも他にも・・・・
まあまあ、時〜々当たるよ。
こんな印象で聞いている曲の作曲家がよくわかるな。
ところが案外当たるものなの。
今日はハイドン!ハイドンのフレーズがある!
・・・否。フィンジという作曲家。初めましてだ。
何が「ハイドン❗」よねぇ。「なにが案外当たるものなのよ」ねぇ。
ちんぷんかんぷんじゃん。
初めまして。これからたくさん聞きます。
2022年9月14日 水曜日 -73-