見た目より断熱

部屋の温度を上げないために

家の東側にある和室は窓が大きくとられ障子になっていて、日陰の立地にある我が家にとっては恵の太陽光です。夏ともなると、日の出とともに「ほら、普段暗いんだから、太陽の光が取れる時は存分にお取りなさいな」といわんばかりに朝日が和室にさんさんと降り注ぎます。

・ありがたい。でも日焼けするよ。寝ている間に

和室を寝室として使っているので、日の出とともに太陽の光が私の顔を直撃して、日焼けが始まります。ぐっすり寝ていると「なんか顔が熱い」と目が覚めて「今年もきたか」。顔に紫外線がたっぷり当たっていて、何分?何十分?顔に日が当たっていたのだろうか。怖い。

その後は昼にかけて部屋の温度がガンガン上がっていくので、壁や畳がしっかりと熱を吸収し、夜、就寝の頃になっても猛烈に部屋が暑い。壁も畳も暑い。とても眠れない。

「風通しを良くするべき」と朝から窓を開けて風を入れていましたが、全く間違いでした。熱風を部屋に取り込んで、余計に部屋の温度は上がる一方。40度近くまで上がることも。

・部屋に太陽光を入れないことで部屋の温度上昇を極力抑える

15年ほど前から断熱シートを窓に掛けています。冬、こたつやホットカーペットの保温のために床に敷くアルミのシートです。2畳用。多分1000円しなかったと思う。突っ張り棒で障子窓のところに掛けています。

これで、朝日が遮られるようになり、薄暗い部屋になりました。日の出から日焼けをすることは防げています。西日は入らないので、仕事から帰ってきたら断熱シートをクルクルと巻いて上の方で留め、窓を開けて風を入れます。もちろん断熱シートを掛けていても暑いときは暑いけれど、何もしていなかったときに比べればずいぶんましです。

我ながら良い考えだわ!と自画自賛していましたが、ネットで検索すると、断熱用のアルミシート、ちゃんと窓用になっているものがわんさかヒットしました。しかも見た目もちゃんとしていて、ガラス窓に張り付けるものあり、カーテンのようになっている商品もあり。なんだー。

すだれを掛けていたこともありますが、実感としてはすだれより効果あり。「見た目より断熱」です。

毎年、朝「顔が熱い!日に焼けている!やばやば!」となるタイミングから始めます。ほんとは「やばやば」となるより早く掛ければいいのに、毎年こんな感じです。今年は6/25からスタート。暑いですね。

👆和室 床に敷くアルミシート
👆リビング 車の断熱シート 
  ガムテープは設置の苦労の後

・おまけ

リビングにある小窓も同様なので、これは車のフロントガラス用のシートのサイズがちょうどよかったので突っ張り棒に引っ掛けてつるしています。これがないと、光が冷蔵庫を直撃してしまいます。ありがたや。やはり「見た目より断熱」でございます。

2022年7月13日 水曜日 -10-