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クリーニング代を節約したい。自宅で洗ってもさっぱりします。
クリーニング代がもったいなくて、ダウンコートも自宅で洗えることを知ってからは自分で洗っていたのだが、今年新調したダウンコートは「せっかくだからちゃんとケアしてみたい」と思っていて、買った当初はクリーニングに出すのを楽しみにしていた。
しかしダウンのクリーニング代は安くない。セールやキャンペーンを利用したとして2,000円前後、またはそれ以上する。だんだん家で洗えるのにお金払って洗ってもらうのが惜しくなってしまい、結局今年も家で洗った。
・「まあまあさっぱりするだろう」の洗い方
自宅でもダウンコートは洗えるという情報はネットにもたくさん出ているので参考になる。
私は自分のダウンコートと洗濯機の条件に合う方法をいくつかのやり方からピックアップして、こんな順序で洗っている。
- 洗濯表示を確かめる。手洗い推奨表示のマークなら自宅で洗濯可能
- 襟元や袖口が汚れていたら、そこだけ普通の洗濯洗剤や中性洗剤を染み込ませて揉んでおく
- ファスナーを閉じてたたむ
- 水に浮かんでしまうので、重石代わりにバスタオルにで包んでネットに入れる。(これは今年初めてやってみた。その効果は後程)
- おしゃれ着用洗剤を入れる
- 本当はおしゃれ着用(機種によってウール洗いとか呼び方は違う)洗濯コースで洗わなくてはいけないそうだが、物足りない私は自動(+注水すすぎ2回)で洗ってしまう
- 乾くまで2~3日乾かす。乾いてから羽毛の偏りをなおすので、この段階ではぺちゃんこでも偏っていても触らない
- ブンブン振ってくっついた羽毛同士を離す
- できあがり
・初めて「バスタオルで包む」を試したが、水に沈まなかった
羽毛だから水をはじいて洗濯機の中で浮いてしまうので、毎回洗濯機を一時停止して手で何度も水の中に沈めてもみ洗いをしていた。
今回は「バスタオルを重石代わりにいれて水に浮くのを防ぐ」という新たな情報を得たので試してみたが、一時停止して開けてみると、やっぱりぷかぷかと水の上に浮き、全く水につかっていなかった。
包んでいたバスタオルは揉み洗いしているうちにどんどんジャケットから外れてきて結局包まないのと同じことになった。
やっぱりだめか、と結局今年もじゃぶじゃぶと自分で手揉み洗い。
・おしゃれ着用洗濯コースは洗い方が穏やかなため(というよりほとんど回らない)、普通コースで洗濯
おしゃれ着用洗濯コース(機種によって呼び方は違う)を選ぶと、当たり前だがデリケートな衣類を洗うので洗う時間も短いし、洗い方も脱水もとても穏やかである。
でもダウンコートの場合、水に浮いてしまうし、穏やかに水が揺れている程度ではダウンコートのような季節に1度洗う位の大物がきれいになるような気がしない。
脱水も短いので水切れも十分ではなくてぽたぽたと垂れる。
物足りなさを感じる私は、結局自動で普通に洗濯機を回し、洗いの時は一時停止して自分で「もみ洗い」をしている。
大抵のサイトでは「おしゃれ着洗いコースで洗う。生地や羽毛を傷めるので脱水は1分」を推奨していることから、良いか悪いかと問われれば、ダウンコート的には悪いのだろうが、これで前のダウンコートを10年洗っても大丈夫だったから、私はこのやり方を続けている。
・できあがり
洗濯機から出してハンガーにかけると、シャンプーして乾かす前の犬や猫のような(思っていたより実はずっと細いという)貧祖な姿に心配になるが、2日干していたら膨らんできた。しっかり乾くまでさらに1日干しておき、最後はブンブン振ってくっついているだろう(自分のイメージ)中の羽毛同士を離す。振り回しているうちに膨らんでくる。
完成。
45リットルのゴミ袋にしまって今年の冬の出番を待ちます。
