娘と同性パートナーの素敵な生き方「お母さん、話したいことがあるんだけど」続編①

娘から付き合っている人が同性だと言われた時のことを書いた後、読んだ娘から感想&続編のリクエストがありました。続編①。

そもそも論

娘:「そもそも論」の「女同士である点」にあまり触れていない点、あえてなのか、はたまた、その必要性を感じない程にお母さんの中で性別の重要性って高くないのか、そのあたり気になりました。

私:表面的に「いかにもLGBTに理解がある母親」に見えてしまうのを懸念したのよ。うさんくさくない?きれいごと並べてる人ってさ。なので「そもそも論」的な部分は省略したの。もっと勉強してから書きたいのね。加えて同性パートナーについて「なにか問題ありますか?ないですよね。」という気持ちでいるので、そこはあえて書かなかったのさ。

そう?では書いてみますか

娘:さらに裏話的な話は?「実はそんな気がしていた」「言われた夜はちょっと色々と考えた。朝になってまたちょっと考えた」とかは?その辺書いてほしいなぁ。

私:「実はそんな気がしていた」については、んー、気がしていたと言えばそうだし、気がしなかったと言えばそうだし。

私:「考えたこと」そりゃあ色々と考えましたよ。大事なことですからね。幸せになってほしいけれど、困っていないか、傷ついていないか、泣いていないか。ところがですね、そういうことより、あることに気が付いたのですよ。

知らぬ間に多様性教育を受けていたとは

娘にはゲイの友人がいて、今回娘から報告を受けるずっと前からよく話をしてくれていました。彼女が話す彼らは、真面目で、素直で、大人で、真剣で、面白い。素敵な人たち。彼らや娘を通していつの間にかLGBTについて学んでいました。そうなの。つまりレクチャーを知らぬ間に、何年間も受けていた。なんとまぁ。

さらに彼女は大学でLGBT について話し合うワークショップにも参加していて、世論や社会での現状や取り組みをよく話していてくれたわけ。へぇ。勉強になるなあ。といつも思っていたのです。だからこれも「いつの間にかレクチャーを受けていた」だったわけだ。

つまり戦略的だったのよ

私にあらかじめ知識と情報を提示し、ゆっくりしっかり理解していく時間を与えたのね。一本取られた。たいしたもんだ。

あー書いた書いた。今まで控え目に書いていたから書き過ぎちゃった。娘に校閲をお願いしないと。

P.S もう一つ思ったことがあるのよ。娘はしっかり準備をして、この戦略を成功させた=私の子育ては間違っていなかった。オホホ(*^O^*)

2022年7月23日 土曜日 -20-