石油ファンヒーターが壊れ、リビングの暖房をエアコンにした今年の冬。エアコン(暖房)のメリットデメリットとは。

冬シーズンにエアコンの暖房を使うのは初めて

ファンヒーター以外にも色々と壊れて、年末から出費がかさんでいる

昨年12月にトイレが壊れ、新しいトイレにするための出費が15万円。夫の差し歯が壊れて新しい差し歯を作って15万円。(1本5万円×3本。保険適用外)。
やれやれと思っていたところに、年が明けて今度は石油ファンヒーターが壊れた。
年末に合計30万円の出費を体験?した「自分の趣味(バイク)以外にはお金を使いたくない」夫は「今年は石油ファンヒーターは買わない」という。
ちょっと・・・。

差し歯に15万円もかかったのだから、「自分の趣味(バイク)以外にはお金を使いたくない」夫としてはこれ以上の出費は避けたいところらしい。
ちなみに差し歯は「乳児時代の少々元気すぎる娘の頭が不幸にも夫の前歯に衝突し、前歯が欠けてしまった(娘は今年30歳)」という不幸な事故の結果だ。
差し歯にはなったが「娘が健康で元気な証拠」と笑っているから良い父親ではあるのだろう。
差し歯は「自分の趣味」ではないので、当然「家計」からの出費になっている。

家には「石油ストーブ、石油ファンヒーター、エアコン」の暖房器具がある。
長年エアコンは暖房器具としては使用せず、冬場は石油ストーブと石油ファンヒーターを使っていた。
エアコンがあるのなら、石油ストーブとエアコンを使えばいいでしょう。となったわけである。
今年買うのも来年買うのも同じなのになぁ、と思いはしたが、やってみるか、となった。

冷房はすぐ涼しくなるのに、暖房の時はなかなか暖まらない

うちでは、リビングとダイニングキッチンがひとまとまりで20畳弱のワンルームになっている。でも使っているのは10畳用のエアコンだ。
冷房の時はこれで部屋が寒くなり過ぎてしまう位よく効くのに、暖房だと部屋全体が中々暖かくならない。

石油ファンヒーターだと点火して5分もすれば部屋中暖かくなるのに、朝起きてからエアコンをつけていては、寒くて服も脱げず、生きた心地になるまで20分はかかる。
そこで起床の20分前にタイマーをセットするようにしてからは、震えたまま家事を始めることは回避されたが、今度は電気代・・とひやひやしている。
使わなくなった灯油代と相殺してトータルでプラスになるかマイナスになるか。

しかもこのエアコン、利口なのかなんなのか、霜取り機能というものがついていて、室外機の霜を取るために時々エアコンが運転を停止するのである。
これがよりによって気温の低い朝、10分以上止まることがあり、その間にあっという間に部屋が寒くなってしまう。
石油ストーブを併用すればいいのだろうが、朝の慌ただしい中、ストーブを消したかどうか出勤後に不安になるのが嫌で使っていない。
まだ寒い朝、せっかく暖まってきた部屋が急に寒くなる。つらいのよ。

夜は夜で、夫は「あなたはストーブを背中にしょっているのですか」と言いたくなるくらい、自分が動けば自分の近くにストーブを動かす、という行動をとる。

エアコンはリビング側にあるから、リビングにいる時はストーブはいらない。でも夫はリビングに移動するとストーブを自分の傍に持って行く。それだとキッチンにいる私は寒いわけ。
初めのうちは黙っていたが、3度目に「えっ、リビングに持っていくの?」と言ったところ、「だって寒いから」とあっけらかんと答えてきた。
エアコンとストーブ2つ占領ですか。とは言わず、小さな声で「ああそうですか」とつぶやいたのが聞こえたのか、ようやく「配慮不足」と気がついたらしく、慌ててストーブをキッチン側に向けた。
怖い怖い(私のこと(笑))。

電気代はどうなったか、来年は石油ファンヒーターを買うべきか

一日中つけていて気になっていた電気代は、結果灯油を使っていた昨年と大差ないことがわかった。
灯油代より電気代の方が高いものだと思っていたので、意外。

エアコン暮らしにも慣れてきたが、ファンヒーターの方が床から暖まる。
暖かい空気は上に上がってしまうけれど、ファンヒーターはまず低い所に暖かい空気が流れるから、結局上に暖気が上がるにしても、普段床に座る生活をしている身には「暖かい」と感じやすい。それに短時間で部屋が暖まるんだよね。
でも、エアコンだと毎週灯油を買いに行く負担がなくていい。
来シーズンまでに考えるとするか。