目次
・ラジオから流れる曲を聴いて、作曲家を考える。
私は毎朝通勤の時、車でNHKFMのクラシックカフェ(再放送)を聞き、
流れている曲が初めて聞いた曲だった時、作曲家を当てるということを
「自分のお楽しみ」にしている。
クラシックは好きだが、詳しいわけではないので、知らない曲の方がたくさんある。
そのためほぼ毎日が「作曲家当てクイズ」と化しているのだが、
今回の成果は過去1番だと思うのよ。うほほっ。
・流れてきた曲?もちろん聞いたことがない。
たぶんソナタ
しかも、エンジンをかけたらもう曲が途中まで進んでいたから、
ハンデだな。
まず、これはソナタだろうな、という所まではわかる。大丈夫。
何楽章かあるみたいだし、楽章によって曲調も違う。
ソナタ
独奏または重奏のための器楽曲の一種。古典派以降のものは通常三ないし四楽章からなる。
新村出編(2018)広辞苑(第七版)岩波書店.P1720.
知っていると曲とシンクロする部分はある?
次は、過去に聞いたことのある作曲家とどこかシンクロする部分はないかしら?
と脳内メモリーを検索する。
雰囲気としてはベートーベン?
モーツァルト系の左手の音が時々聞こえる気がするが、曲風はモーツァルトとはだいぶ違うよねぇ。
う~んう~ん、と聞きながら、
ベートーベンで決めようかと思いながら、
もう少し曲に聞き入る。
恐らく第2楽章に入ったところで、
あった!私の記憶と音がシンクロする部分が!
第4楽章にも。
あーこれ、シューベルトだ。
数少ない私が知っている曲のメロディーの欠片から手繰り寄せて、
見つけた♬
シューベルト。絶対シューベルト。
私の記憶になんとか引っかかっていた
- 4つの即興曲 作品90🎹
- ピアノ・ソナタ第13番イ長調Op.120 D661🎹
と、シンクロ?しました。
職場まで約25分。曲が終わる頃に駐車場に着いたら、
解説のアナウンサーが「正解」?を発表
シューベルト作曲 「ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調」
・今日は1日「いい気分(自分の中で)」になっていいと思うよ。
作曲者はベートーベン?と感じた理由も少しわかった気がする。
シューベルトはベートーベンを大変尊敬していて、かつ越えられない大きな存在であったという話もあることからして、
シューベルトの音楽の中に、ベートーベンの存在を感じることがあっても不思議なことではないのかも。
あくまで「私」がそう感じ取ったということだけど。
いやいやいや。私ってば今回はたいしたもんだ。