耳鼻科は小さなお子さまにとっては最悪の場所だよねえ。

逃げろ~。

激しい抵抗をしている2歳児(位)に遭遇。

アレルギーの薬をもらいに耳鼻科に行った時の事。
クリニックの扉を開ける前からその絶叫は聞こえてくる。
そしてそれから既に30分。
とにかく絶叫。泣き続ける。

彼にしてみれば身を守るのは当然。
耳鼻科は大人にとっても覚悟と勇気を要する所。

だってお鼻をグリグリやられるじゃない。
喉もオエッてなってしまうし。

よく、ワンちゃんが予防接種にいく事がわかったとたん
落胆した動画があるでしょ。
あれ、かわいくてつい見てしまうのだけど、
そんなかわいいほほえましい状況ではない。
修羅場だな。その抵抗ったら。
ママ、お疲れ様です。

絶叫。抵抗。30分以上。

2歳位かなあ。

診察が終わって泣いているのかと思いきや、
診察はこれかららしい。
ママは頑張ってあやしている。
時に場所を変え、トイレにこもり、また待合室に戻り。

ママの腕の中には収まらず、床で転がって泣く。
しくしくではない。

ヴギャアアアア〜。

である。ママ、ホントに大変だ。

「我慢」という行動があることを知っているだって
耳鼻科の診察が苦手で、
いつも「お薬だけお願いします。」と
処方箋だけもらって

スタコラサッサ💨

している位だもの。彼の心中はいかばかりか。
ママはなんとか泣き止んでもらおうとしてるんだけど、
白衣が見えるだびに大絶叫。
白衣が見えなくなると、一旦は泣き止む。
白衣が見えるとまた大絶叫。

看護師さんが来て、
「今日は検査しますね」と告げていく。

残酷な宣告だった。
その意味を知ってか知らずか、

ヴギャアアアア〜。

もう看護師さんもママも本人も必死。
当然診察室でも。

その混乱のせいなのかはわからないが、
普段は15分程度で処方箋をもらえるのに、
今日は40分もかかった。

最後はスマホでご機嫌が戻ったみたい。

処方箋を持って薬局に行ったら、また遭遇。

また、床で転がって駄々をこねている。理由は不明。
しかし、今度は
スマホで「しまじろう」の動画を見せてもらって、
ようやくおとなしくなった。
床にスマホを置いて動画を見たいらしく、
ママに「床は汚いから」とスマホを椅子の上に置かれて、
どうしても床で見たい彼とママの攻防が
目の前で繰り広げられている。

それにしても驚いた。

私の目の前で
一時停止、巻き戻し、次の動画。
指をチョン、チョン、
ディスプレイに置いて、自分でやるんだ。

ふへぇ。
今時はみんなこんなもんなのかな。
この年齢(たぶん2歳位)でスマホの操作を既に習得済みなのね。
そういえば職場の若いパパも、
育児にスマホは欠かせないと言っていた。

覗いたわけじゃないよ。
目の前でやるから見えちゃったんだよ。(汗)

それにしてもスマホは便利な子育てアイテムだわ。
悪影響がどうのこうのという意見もあるけれど、
使い方次第だからね。
私が子育てしていた頃にあったら、使うよ。やっぱりさ。