「本は絶対紙に限る。電子書籍なんて読みづらくって」からの電子書籍開始。

始める前は「読みづらい、光がきつい、パラパラと見ることができない、戻りたいページにすぐ戻れない」とデメリットばかり気にしていたが、3年前から電子書籍で買えるものは全て電子書籍に。

・今後は物を増やしたくないので、できれば紙の本は買いたくない

 それならわざわざ買わなくても「図書館で借りれば良いじゃない。」ごもっとも。でも、図書館の本は汚してはいけないから、覚えておきたい場所に付箋を貼ることはできないし、読むときにコーヒーを飲みながら、ポテチを食べながら、寝っ転がりながらそのまま本の上でうっかりよだれをたらしてうたた寝、とかしてはダメ。本が汚れるし傷む。貸出期間が決まっていて、返さなくてはならない。期限を気にしながら急いで読むのは落ち着かない。

・というわけで、ためしに電子書籍kindleを購入

最初に書いたデメリットの通り、やっぱり読みづらい、と思うこともあるけれど、まず物理的に増えない。全ての本を持って外出しているようなものだから、読みたいとその時思った本が外出先でもすぐ読める。これが私にとっては大きなメリットになった。あと、「読みたい」と思った時にすぐ買って読み始められるのは良いです。本屋さんや図書館に行って本を手に入れるまでのタイムラグを省略して、すぐワクワクする世界が始まるのはうれしい。

・手書きの メモを作る

電子書籍でちょっと前のページに戻りたい。あのことが書いてあったのはどこだったっけ。知りたいことをキーワード検索すると、関係するページが本全体から検索されるから、とても便利。でも紙の本でやっている「あれってあの辺に書いてあったよね。」とパラパラしながら見たいページを探して、元のページにささっと戻って、また探したページを見てという、なんていうか、見たいページに指をはさんで何度もいったりきたりして文章を見直す。ということが私にとっては電子書籍では時間がかかってしまう。画面を切り替えるのにちょっと手間がかかる。ピンポイントな移動にどうしても不便な感があって。まだまだだなあ。そこで、

ええい、私が書くか!自分流まとめとでもいうのか。いつも持ち歩くスケジュール帳のメモページに、登場人物から年齢から時代から間取りから地図から、きっと後で確認したくなる、と思われる情報をメモ。載っているページも記録。役立つぅ。電子書籍を読む時は隣に置いて、気になったらすぐ確認可能。書き足し書き足ししていて、いつの間にか相関図的なものまででき上っていく。

あまりに便利で楽しいので、今では紙の本を買ってもこれをやるようになった。自分で書いているから、「あ、この部分のことならメモのこの辺に記録したはず」と探すのも早いし。

・でも適材適所だから

もちろん本によっては図書館で借りるし、紙の本しか出版されていない時は紙の本を買います。

↓【新聞が戻ってきました。】の記事にも新聞をスマホで読むことについて書いています。

2022年7月11日 月曜日 -8-